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第2回技術情報防衛シンポジウムの開催

2015/1/27、営業秘密PJでは、経産省、IIPPF、情報処理推進機構との共催で、第2回技術情報防衛シンポジウムを港区虎の門のニッショーホールにて開催いたしました。本シンポジウムのテーマ「企業の大切な秘密情報を守るために」については、日本企業にとって今非常に重要な課題であり関心の高い問題であることから、前回に続き、多数のお申込みを頂きました。当日は572名の方にご参加頂き、サイバーセキュリティ及び日中韓米の情勢に詳しい官民の有識者の間で貴重な情報提供・議論が行われました。

講演の部では、経産省知財政策室の木尾修文室長より「営業秘密保護に向けた取組について」について、デロイトトーマツリスクサービス株式会社/デロイトトーマツ サイバーセキュリティ先端研究所の丸山満彦氏より「内部不正 どう対応するか」、特許庁の岩谷一臣氏(前ジェトロソウル事務所副所長)より「営業秘密をめぐる韓国の概況」について、ご講演頂きました。
またIP FORWARDの分部悠介氏からは「中国における営業秘密漏えいの実態、及びこれに対する効果的な対応方策」と題してご講演頂きました。

また後半のパネルディスカッションの部では、峯木英治氏(ブリヂストン)のコーディネータの下、岩谷氏、分部氏、阿部豊隆氏(TMI総合法律事務所/元日本マイクロソフト知的財産部長)、三原秀子氏(帝人)にご登壇頂き、海外における技術情報防衛方法について、日中韓米を対比しながらのディスカッションを行いました。

なお、本シンポジウムも大変好評でございましたので、企業の皆様のご希望の添えるよう、現在、第3回の開催(6月中旬〜下旬を予定)も企画中でございます。また中国・四国・九州地区のご要望にもお答え出来るよう、2/23(月)中国電力株式会社様にて第1回・第2回シンポジウムの報告を予定しております。今後の開催については、別途会員向けの連絡をご参考下さい。

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[Update 2015-02-18 ]