ちょっと一言

「みうらいふ」3月号編集後記より

  3月となり,いよいよ春の到来です。私はテレワークの浸透を機に思い切って東京都内から神奈川県三浦市に移住したのですが,移住からまもなく3年が経過しようとしています。QoLの高まりとともに愛着も湧いてきましたので,この機会に三浦市をPRしたいと思います。
 三浦市は神奈川県南東部に位置する市で三浦半島最南端に位置しており,マグロの水揚げで有名な三崎漁港や全国上位の出荷量を誇るダイコン,キャベツ,スイカ等の畑を多数有する等,漁業・農業が盛んで,首都圏への食材供給地として重要な役割を担っています。市の北側は京浜急行の駅(三崎口駅,三浦海岸駅)があり横浜や東京へのアクセスもしやすいため三浦市の人口は北側に集中する傾向があり,南側は公共交通機関が少なく高速道路もないため過疎化が進みつつある,そんな街です。ここからは私が気に入っている三浦市のポイントを紹介していきます。
 まず,魚介と野菜が安くて美味しいこと! 港の朝市や畑隣接の直売所では新鮮な食材をお手頃価格で入手可能です。マグロはもちろん,今の時期ですと地場の生ワカメや春キャベツが絶品です。
 次に,近所でアウトドアレジャーを楽しめること! 早朝にしばしば自宅前のビーチからSUP(Stand Up Paddle)ボートを漕いで沖に出てルアーを投げ,スズキ,マゴチ,ヒラメ,ブリ,タチウオ等をターゲットに釣りを楽しんでいます。他にも,子供たちを連れて近所の農園でいちご狩りやみかん狩り,芋掘りを楽しんだり,友人を招いてビーチでバーベキューをしたり,磯場で生き物を採集したりと,天気さえ良ければ遊びに困ることはありません。
 そして,人が優しいこと! 豊かな自然と温暖な気候のせいか,大らかな人が多い印象です。それと,少子化で子供が珍しいからでしょうか? 子供を連れて歩いていると年配の方が高確率で優しく話しかけてくださり,お庭で採れた柿やみかんをいただくこともしばしばです。
 これから三浦市をより楽しめる季節になってきますので,皆様も是非足をお運びただき,気に入ったら移住等ご検討してみてはいかがでしょうか?

(K.M.)

  • 近所の丘から見える景色(うみとはたけ)
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