ちょっと一言

「旅行の行先(夏休み)」7月号編集後記より

 今年も暑い夏がやってまいりましたね。夏といえば、「夏休み、どこへ旅行に行こうかな?」と楽しみな方が多いかと思います。皆さまは既に予定は決まっておりますでしょうか?

 我が家の行先は、例年、特に選定基準は無く、妻と私が思い思いに行きたいところを提示し、どこにするか決める(争う?)方式を取っています。

 今年については、先日妻より「屋久島」へ行きたいとの要望が出されました。「屋久島」は鹿児島の南部に位置する島であり、1993年に日本で初めて世界遺産に登録されています。屋久島は豊かな自然が有名であり、度々テレビ番組等でも紹介されるため、ご存知の方はもちろん、既に行かれた方も多いかと思います。

 屋久島と言えば縄文杉であり、行くからには外せない場所ではないでしょうか。もっとも、その場所へ行きつくまでは往復20km程度の距離を10時間近くかけて歩くという中々険しい道のりのようです。さらに調べますと、季節や天気も考慮して装備も登山に準じ、しっかりとした服装が好ましいようです。特に雨が降る様な悪天候の場合に備え、雨具あたりの事前準備は大事なポイントかもしれません。

 なお、あの富士山でさえ、Tシャツにジーパンで平気で登山できてしまうような人もいるくらいですから(危ないので、決して真似をしてはいけません)、普段着や軽装で向かう観光客も多いようですが、やはり体や足に負担がかかるようで、お勧めは出来ないとのこと。

 このように、事前のしっかりとした準備が必要であり、容易に伺える場所ではありませんが、写真や映像でさえ樹木のスケールの大きさには驚かされますし、豊かな自然に触れてみたいため、ぜひ1度は行ってみたい場所と思っているところです。

 もっとも、私は遠出をするのは億劫であり、どちらかと言えば写真で満足してしまうのが課題でしょうか。さらに飛行機移動もかなり苦手ときていますので、今年に関しては「屋久島」案をなんとか拒絶査定へ持ち込むという平和的解決を図れないかと画策中だったりします。

 なお、我が家の場合は、「千葉県の某テーマパーク」へ補正すると割と登録査定の出る審査実務になっておりますので、拒絶理由通知を出しつつ、補正の示唆をするというのが無難な流れでしょうか。

 皆さまはご希望の旅先へ出かけられそうでしょうか?

(Y.H.)

Copyright (C) Japan Intellectual Property Association All Rights Reserved.