ちょっと一言

「東京2020オリンピック」8月号編集後記より

 東京オリンピックまであと1年となりましたが,皆さんは観戦チケットの抽選に申し込みましたか?私は地方に住んでいることもあり,当初はテレビで観戦すれば良いと考えていたのですが,妻と娘が観戦しに行きたいと言っていることと,生でオリンピックを観戦できる数少ない機会であることから,考え直して申し込むことにしました。

 申し込む競技については,妻と娘の希望を聞くことはもちろんのこと,開会式,閉会式は当選確率が低そう,決勝トーナメントより予選のほうが当選確率は高そう,炎天下の屋外での観戦は5才の娘には厳しそう,新幹線で行くことになるので東京駅からアクセスしやすい会場のほうが良さそう等,いろいろと考えた結果,卓球,競泳,体操,バレーボール,新体操,アーティスティックスイミングの6競技の予選を中心に選ぶことにしました。また,当初は上限の枚数を申し込むことを考えていたのですが,当選したチケットはすべて購入しなければならず,一部だけ キャンセルすることはできないとのことから,競技の時間,新幹線の時刻,宿泊の要否等を確認してスケジュールを組んだうえで,すべて当選しても行けるだけの競技,枚数にしました。

 そして,待ちに待った抽選結果の発表の日,結果は…,すべて落選でした。最低でも1競技は当選すると考えていたのですが,考えが甘かったようです。すべて当選することを心配して,上限の枚数を申し込まなかったり,妻と2人で申し込まなかったりしたことが悔やまれます。ただ,この先まったくチャンスがないわけではありません。かなり厳しいですが,8月には 第1次抽選販売で1枚も当選しなかった人向けに追加抽選販売があり,秋には第2次抽選販売がありますし,来年の春以降には都内にチケット販売所が設置され,窓口での販売が開始されますので,何とかチケットを入手できるようにチャレンジしたいと考えています。

 もっとも,たとえ生で観戦できなくなったとしても,オリンピックの感動が薄れるものではありません。1年後に生で観戦しているか,テレビで観戦しているかはわかりませんが,今からとても楽しみですし,日本選手を全力で応援したいと思います。

(Y.A.)    

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