ちょっと一言

　10月を迎え，日本中に猛暑をもたらした夏も終わり，少しずつ涼しい季節になってきました。寒さへの耐性は高いが，暑さには極めて弱い私にとっては，来年まで真夏の暑さに悩まなくてよいというのは大変喜ばしいです。
　さて，「秋」といえば「スポーツの秋」，「食欲の秋」，「行楽の秋」等々，様々な枕詞で形容される，私も大好きな季節です。
　「スポーツの秋」ですが，私自身，学生時代は運動部に所属しており，新型コロナウイルスの感染拡大前は週に数回，スポーツジムやプールに通って汗を流すのが一つの楽しみでありましたが，最近は感染拡大防止のために運動の機会が減り，スポーツについては残念ながら専らテレビ観戦になってしまいました。
　また，とにかく食べることが大好きな我が家では「食欲の秋」真っ盛りであります。我が家には，例年私と妻の実家や兄姉から季節毎に沢山の果物が届きます。今は，梨，ブドウ，桃，リンゴ等，家族全員の大好物である果物たちが旬を迎える季節であり，これらが届くと早速，私と二人の息子による三つ巴の争奪戦が始まります。昨日まであったものが昼間出勤している間に息子たちに食べられてしまうと，喜んで食べてくれたことが嬉しい反面，悔しさが残ります。そのときは，息子たちはこれから大きく成長するけど，運動をしなくなった私が食べると横に大きくなるだけなので，これでよかったのだと勝手に納得しています。
　そして，「行楽の秋」ですが，我が家も例年であれば家族４人で都会に遊びに行ったり，北陸方面に美味しい魚介類を食べに行ったり，様々な行楽を楽しんでいました。ただ，最近は遠出ができない状況なので，運動不足の解消も兼ねて週末に家族４人で10,000歩程度のコースで近所の散歩を楽しんでいます。散歩では稲穂の甘い香りに気付いたり，コース途中の喫茶店の窓から外を眺めている猫に癒されたり，様々な気づきや楽しみがあります。
　以前と同じ「普通の日常」が戻ることを願いつつ，何かと制限の多い中ではありますが，少しでも楽しみを見つけて，これからも健康に楽しく過ごしていきたいですね。