ちょっと一言

「スキーの復活!」2月号編集後記より

 立春を過ぎても,天気予報では毎日のように寒波を伝えています。今年も新型コロナウイルスと共存して日常を過ごしていくような気がしています。在宅で仕事をしていますと,テレビニュースから,北京オリンピックでのトップアスリートの活躍が耳に入ってきます。
 会誌広報委員会の活動は,11月から対面での委員会活動がオンライン併用で再開されました。私も小委員会に対面で参加しましたが,オンラインの時に比べて発言しやすい雰囲気を感じました。対面参加者同士の一体感と逆にオンライン参加の方との距離感を感じる点はありましたが,オンラインに比べて,当日の議論の要所が記憶に残っているのは大きいと感じました。
 話は変わりますが,皆さんは寒い日でも体を動かしておられますか? 私は,年に数回はスキーに出かけています。若い時にはスキーが大流行しており,毎週末には出かけていました。その後大阪に転勤になり,自然とスキーをやらなくなっていたのですが,子どもたちを連れて行くのを口実に,10年くらい前から復活しました。
 私が特に気に入っているのが,蔵王温泉スキー場と石打丸山スキー場です。どちらも歴史がある“昭和の香りが残る”スキー場です。
 蔵王は,樹氷が世界的にも有名で,ちょうど春節の時には,大勢の外国人観光客で山頂が賑わっていました。リフト設備は少し古いのですがスキー場自体は素晴らしく,2日でも全部滑り切れないくらい広いです。蔵王の魅力のもう一つは麓の温泉街です。旅館以外に外湯があり,旅館で券をもらって共同浴場に行きました。
 石打丸山は,越後湯沢にあるスキー場の中では,縦にも長いので滑り心地が良く,その割に比較的空いています。山頂付近は雪質も良く,ゲレンデは横にも広く安全です。また昔ながらの食堂がゲレンデ内に点在しており,安くて美味しいです。リフト設備は古かったのですが,3年前に麓から中腹にゴンドラリフトを,麓にスキーセンターを新設しました。日帰り主体のスキー場で,今時リフトを新設したのはここくらいです。気合を感じました。
 テレビでスキーやスノーボード競技を観ていると行きたくなりますね。日本人選手の活躍で,スキー場が一層盛り上がるのを期待しています。
  • 蔵王の樹氷(2018年2月)
  • 石打丸山にて筆者(2022年1月)

(T.M.)

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