ちょっと一言
「うどん」7月号編集後記より
いよいよ梅雨明けも近づき,暑さが本格的になる季節になりましたが,皆さんいかがお過ごしでしょうか。私は,先日,香川県へうどん巡りに行ってきました。
そもそも,香川県でうどんが盛んになったのは,江戸時代初頭。瀬戸内で小麦や塩などの材料が豊富に収穫でき,お遍路さんの接待などに出されたことから広く普及したそうです。
現在では,うどんの消費量・生産量ともに全国一位。中でも生産量は,二位の埼玉県を大きく上回っています。埼玉県と比べて人口が少なく,土地が狭いことを考えると,香川県でうどんが浸透していることがよく分かりますよね。
そんな香川県のうどん屋さんの代表的なメニューは,かけうどん,ざるうどん,釜揚げうどん,ぶっかけうどんなど。どれもシンプルな味付けで,打ちたての麺本来のおいしさを味わう食べ方です。
また,うどん巡りのために少量のうどんがお手頃価格で用意されているので,人気店や隠れた名店をはしごしてお店毎に異なる「麺のコシ,食感,出汁の味」を食べ比べできるのも醍醐味です。
県内のうどん屋さんは朝9時から14時までの短時間営業のお店が多く時間勝負なので,今回のうどん巡りでは,午前中だけでお気に入りのお店を4軒はしごして,大好きなたまご天のぶっかけうどんをお腹いっぱいになるまで食べちゃいました。
そもそも,香川県でうどんが盛んになったのは,江戸時代初頭。瀬戸内で小麦や塩などの材料が豊富に収穫でき,お遍路さんの接待などに出されたことから広く普及したそうです。
現在では,うどんの消費量・生産量ともに全国一位。中でも生産量は,二位の埼玉県を大きく上回っています。埼玉県と比べて人口が少なく,土地が狭いことを考えると,香川県でうどんが浸透していることがよく分かりますよね。
そんな香川県のうどん屋さんの代表的なメニューは,かけうどん,ざるうどん,釜揚げうどん,ぶっかけうどんなど。どれもシンプルな味付けで,打ちたての麺本来のおいしさを味わう食べ方です。
また,うどん巡りのために少量のうどんがお手頃価格で用意されているので,人気店や隠れた名店をはしごしてお店毎に異なる「麺のコシ,食感,出汁の味」を食べ比べできるのも醍醐味です。
県内のうどん屋さんは朝9時から14時までの短時間営業のお店が多く時間勝負なので,今回のうどん巡りでは,午前中だけでお気に入りのお店を4軒はしごして,大好きなたまご天のぶっかけうどんをお腹いっぱいになるまで食べちゃいました。
ところで,香川県は,この「うどん」を前面に打ち出したプロモーション戦略でブランド力を高めているようです。
2011年には,香川県出身の俳優が県知事に扮し,「うどん県に改名しました」という観光キャンペーンを行い,「うどん県」という称呼が全国に広まりました。
かつて民間会社による都道府県の地域ブランド調査において,認知度が日本全国で47位だった香川県が,うどんを入り口としてさまざまな魅力を発信したことにより,現在は大きくランクアップしていることを考えると,ブランド戦略の大切さが窺えます。
香川県には,うどん以外にも歴史ある神社仏閣やアートの島など素晴らしい観光地や県産品が多数ありますので,皆さんもぜひ訪れてみてください!
(H.F.)