役員談話室

2014年度中国・四国・九州地区協議会 四国地区高松会合を振り返って

 本協議会の第2回会合は、四国地区で開催するように計画されました。 関西の主要部会が四国で開催する機会は差ほど多くはありませんが、本協議会は、定期的に四国地区で開催するように運営基準に定められております。

 今回の開催地は、香川県高松から20分程のさぬき市志度でありました。
高松は、瀬戸大橋の開通により、広島から1時間半、大阪から2時間、小倉から2時間半の距離にあり、東西の主要都市から3時間以内で行ける至便なところであります。

 香川県と言えば、やはり「讃岐うどん」が最も有名ではないでしょうか。日経リサーチによると、「讃岐うどん」は、地域ブランドの第一位に幾度も輝いており、全国的に知られた 地域ブランドとして超有名であります。そのため模倣も多く現れているそうです。
香川県が「うどん県」と言われる所以として、県の発表では、通常のうどん屋から製麺所を含めて、全県で1100軒もあり、県民一人当たりのうどん消費量は230玉/1人にも 達しており、うどんが県民の日々の生活に完全に溶け込んでいます。 本協議会の開始前に試食しました「源内」は一押しです。

 知的財産関係者は、江戸時代の発明王「平賀源内」を忘れてはなりません。現地に赴き始めて知りましたが、志度は、源内の生誕の地でありました。平賀源内は、その当時の天才と いわれ、蘭学者、医者、俳人、劇作家、そして、発明家でもありました。オランダの静電気発生装置エレキテルを紹介し、自らも多くの発明をしております。また、夏バテ防止に 「土用の丑の日」の発案者であり、そのころから夏にうなぎを食べる習慣ができたそうです。 本協議会を志度で開催できたのは平賀源内が導いたのでしょうか?

 

  • 讃岐うどん源内

  •        江戸の発明王「平賀源内」
 実はそうではありません。
その背景には、本協議会の幹事さんと今回お世話になった螢織瀬陵諭憤焚璽織瀬痢砲量魄さんとの人脈がトリガーとなって、高松会合が実現した次第であります。

 タダノは、資本金130億円、売上高1820億円、国内シェア46%のクレーン分野では世界のリーディングカンパニーであります。
当初、JIPAの会員と思いこみアプローチしましたが、実は会員ではありませんでした。早速、入会することから相談し始めまして、タダノの役員さん、知財責任者の方々にJIPA活動を ご紹介し、皆様に活動概況をご理解いただき急遽入会していただきました。
それと同時に、本協議会の高松会合をタダノで開催するようお願いしました。少々乱暴なように感じましたが、タダノのご厚意により、お引き受けいただきました。 この様な入会とイベントの同時発生は極めて稀なケースであります。人脈は宝なりと痛感した次第です。

  • (株)タダノ志度工場

  • 主力製品ラフテレーンクレーン

 本協議会は、志度工場の大会議室で開催いたしました。それは大変立派な会場でありまして、良き場所での内容の濃い高松会合となりました。
高松会合には、総勢50名、特別講演の時間帯には80名強の方々に参加していただきました。初めての四国地区での開催としては上出来でありました。その後の懇親会には、 JIPAの正会員・賛助会員および発明協会のメンバーも参加して、幅広い交流と懇親が深められました。

  • タダノ植田部長のご挨拶

  • 竹本理事長による特別講演

 今回の高松会合は、四国地区での始めての開催でしたが、タダノ様を始め多くの方々のご協力により成功裡に無事終了いたしました。参加者のアンケートでは、会場・構成ともに好評でありました。 本協議会は、今後、中国地区・九州地区、中国地区・四国地区と交互に開催していく計画であります。本協議会の守備範囲が広域に渡りますので、本協議会の段取り等々に手間がかかりますが、この地域での知財活動の発展を目指して、会員と関係者が力を合わせて取り組んでいきたい所存です。 本協議会の会員メンバーには引き続き宜しくお願い申し上げます。

以上

<追記>
 本協議会は、中四九地区に本社、知財部門、研究所、事業所の何れかを有する会員に入会資格があります。現時点では44社にご参加いただいております。 この地域での会員交流を広めるためにも、入会資格のある会員には是非ご入会いただきたく宜しくお願いいたします。

連絡先:JIPA関西事務所  
電話: 06−6341−3900

岡崎 秀正(日本知的財産協会 関西事務所長)

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