会務報告&部会報告

中国・四国・九州地区協議会(第3回・福岡会合)

2019年1月24日(木)13:00~16:40
TOTO(株) 本社 TOTO小倉第一工場、 TOTOミュージアムホール1
白髪常務理事、志村事務局長ほか 20社(団体) 36名

議 事

1.工場の見学(11:00~12:00)

参加者: JIPA会員 7社/12名  発明協会会員5社(団体)/5名
  • TOTO小倉第一工場において、便器の製造工場の見学を行った。

2.協議会(13:00~16:40)

出席者: JIPA会員 15社(団体)/28名  発明協会会員7社(団体)/8名

(1)開会の挨拶(13:00~13:05)
   白髪担当常務理事よりご挨拶。

(2)知財を巡るトピックス (13:10~13:35) 一般社団法人日本知的財産協会 事務局長 志村 勇 氏
   知財紛争処理システムの見直しと提訴後査察制度の創設、意匠制度の見直し、中国特許法改正案などについ
   てわかりやすく解説いただいた。

3.特別講演(13:35~15:15)

出席者:JIPA会員 15社(団体)/28名  発明協会会員7社(団体)/8名
演題 「先人に学ぶ特許の道」~知的財産管理、契約交渉、発明創造教育、産学連携等の実務経験を通して、これからの知財部員のあり方を考える~
講師 松原 幸夫 氏 (元九州大学国際法務室 副室長・教授、日本パテントデータサービス顧問) 
 「技術の進歩の速さ」の観点から、ドイツ・アーブルグ社などニッチな市場で世界的シェアをもつ中堅・中小企業「Hidden Champions(隠れたチャンピオン)」と、 伊那食品工業など会社の活力を削ぐ急成長を避けゆるやかな成長を遂げる「日本の熟練企業」との比較においては、日本の企業は今後どうあるべきかと考えさせられました。
 また、従来技術を刷新し顕著な効果をもたらす「革新技術」と、社会と環境に調和できるようにするための実用化技術である「調和技術」を、どう権利化し、単に公知化し、あるいは、 秘匿化するかについて問題提起がなされました。

4.意見交換会(15:30~16:40)

出席者:JIPA会員 14社(団体)/21名  発明協会会員3社(団体)/3名

 複数のグループに分かれ、「革新技術」と「調和技術」を、どう権利化し、単に公知化し、あるいは、秘匿化するかに関する議論を中心に、グループごとに意見交換を行い、 最後にグループの代表により、得られた知見を披露していただいた。

5. 懇親会(17:30~19:30)

出席者:JIPA会員 13社(団体)/18名  発明協会会員2社(団体)/2名

 小倉駅近くの「鮮魚旬菜 益正(マスマサ)」にて、会員相互の親睦を図った。

以上     

中国・四国・九州地区協議会(第2回・徳島会合)

2018年9月14日(金)13:00~18:30
(株)大塚製薬工場 本社/研究所/工場 輸液ライブラリー会議室、ホテルアドイン鳴門
浅見理事長、足立副理事長、別宮副理事長、白髪常務理事、櫻井監事、志村事務局長ほか
22社(団体) 43名

議 事

1.大塚製薬工場の見学(13:00~14:00)

参加者: JIPA会員 20社(団体)/38名  発明協会会員 2社/3名
  • 輸液ライブラリーにおいて、輸液キットの実物や使用方法、技術の歴史についての展示を見学した。
  • 軟膏工場では、オロナインH軟膏の製造工程の説明を受け、製造ラインを見学した。

2.協議会 (14:00~14:30)

出席: JIPA会員 20社(団体)/38名  発明協会会員 2社/3名

(1) 開会の挨拶 (白髪担当常務理事)

  • 西日本豪雨災害に続いて発生した台風21号で被災された方へのお見舞いと、それにも関わらず本徳島会合へ大勢の参加を頂いたこと、会場提供・準備にご尽力いただいた 大塚製薬工場さまに対して、謝辞をいただいた。
(2) 知財を巡る最新トピックス紹介 (志村事務局長)
  • 特許庁で検討されている意匠制度の検討課題について、8月に開催された意匠制度小委員会での資料により詳しくご紹介いただいた。

3.  特別講演(14:35~16:10)

出席: JIPA会員 20社(団体)/38名  発明協会会員 2社/3名
演題  「富士フイルムの知的財産戦略 -企業経営と知的財産-」 
講師 浅見 正彦 氏(当協会理事長、富士フイルム(株) フェロー 技術戦略知的財産戦略 担当)
 事業転換をキーワードに、デジタル革命やヘルスケア事業への進出等に対応してきた富士フイルムにおける知財戦略や企業経営・R&Dとの関係、IoT・AIによりビジネスの 構造が大きく転換していくこれからの知財戦略や知財部門の役割・存在意義など分かりやすく説明をいただき、非常に示唆に富む内容であった。

4.ミニ意見交換会(16:10~16:40)

出席: JIPA会員 20社(団体)/35名  発明協会会員 2社/3名
  • 数名ごとのグループに分かれて、特別講演の演題についての所感や、自社取組みへの反映等について、意見交換を行った。

5. 懇親会(17:00~18:30)

出席: JIPA会員 16社(団体)/26名  発明協会会員 2社/3名
  • ホテルアドイン鳴門にて、大塚製薬工場の片山部長のご挨拶、白髪常務理事の乾杯で懇親会を始め、会員相互の親睦を図った。最後に、中四九協議会の前常務理事で、 中国電力の味能部長から締めのご挨拶・乾杯で閉会した。

以上     

中国・四国・九州地区協議会(第1回・出雲会合)

2018年7月13日(金)12:45~19:00
(株)ジェイ・エム・エス(JMS)出雲工場 第3&第4会議室
別宮副理事長,白髪常務理事,森(前)常務理事、久慈専務、志村事務局長ほか 
23社(団体) 41名

議 事

1.JMS出雲工場の見学(12:45~13:40)

参加者: JIPA会員 19社(団体)/33名   発明協会会員 4社(団体)/6名

 最初に、10分程度の工場概要、製品概要の説明を聞いた後、見学者は3班に分かれ、5分程度の時間差で、輸液、経腸点滴ラインの製造と梱包を中心に、防塵服非着用の簡易見学コースを周って、 製造装置や工程の説明を受けた。

2.協議会 (13:50~14:30)

出席: JIPA会員 19社(団体)/35名   発明協会会員 4社(団体)/6名

(1)開会の挨拶 (白髪担当常務理事)
   開催直前に発生した中国・四国・九州を含む広域の豪雨災害のお見舞いと、それにも関わらず大勢の参加を
   頂いた本出雲会合の開催/協力に対して、謝辞をいただいた。

(2)知財を巡る最新トピックス紹介(志村事務局長)
   知財関連法の成立、特許法等の改正概要、IoT時代に備えデータ活用の対応、技術標準の改正、著作権法の
   一部改定等について、盛り沢山の内容でご紹介頂いた。

3. 特別講演 (14:35~16:00)

出席: JIPA会員 19社(団体)/35名   発明協会会員 4社(団体)/6名
演題  「パナソニックの知財活動」 
講師 足立 和泰 氏(当協会副理事長,パナソニックIPマネジメント㈱ 社長)
 足立講師より、①パナソニックの概要(事業、組織)紹介、②同社の今後の事業方針、③同社の知財活動、④知財教育の各内容について、ご自身の経験談や同社 (パナソニックIP)の対応について、詳しく説明頂いた。また、今後の事業における顧客価値の検出感度、IoTでつなぐ技術プラットフォーム等の例示、イノベーション創出のための要素について、 有用なお話を頂き、知財部門の知財活動や教育についても、戦略部門やスタッフの重要性を強調された。

4. 懇親会 (16:30~19:00)

出席: JIPA会員 16社(団体)/32名  発明協会会員 1社(団体)/1名

 武志山荘3F富士B(会場名)にて、白髪常務理事の挨拶・乾杯で懇親会を始め、会員相互の親睦を図った。本協議会の特別講演をお願いした足立講師より簡単なお話を頂いた後、 JIPA各役員、事務局、発明協会責任者、新入会員より、ご挨拶やご紹介を頂いた。最後に、中四九協議会の前常務理事で、中国電力知財部の味能部長から締めのご挨拶を頂き、閉会した。

以上     

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