「知財管理」誌
Vol.59 記事詳細
| 掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 59巻(2009年) / 2号 / 183頁 |
| 論文区分 | 論説 |
| 論文名 | 拒絶査定不服審判における審決の研究 |
| 著者 | 特許第2委員会第2小委員会 |
| 抄録 | 2007年3月に特許庁審判部より進歩性検討会報告書1)が発行された。その中では、進歩性の判断に関する問題と併せて、審決の記載内容について出願人の納得感が得られにくいという問題が指摘されている。一方、出願人に対しては、明細書の記載の充実を求める指摘もなされている。 本稿は、この報告書で指摘された出願人の納得感が得られにくい原因を、拒絶査定不服審判を対象として、当該審判の審判請求書、審決及び審決取消訴訟における判決から分析し、その類型化を試みた上で、出願人の姿勢についても言及し、審決のあるべき姿について考察した。 |
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