「知財管理」誌
Vol.64 記事詳細
| 掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 64巻(2014年) / 7号 / 1030頁 |
| 論文区分 | 論説 |
| 論文名 | 関東大震災後の状況から学ぶべきこと |
| 著者 | 櫻井 孝 |
| 抄録 | 首都直下型の大地震が起きるであろうと言われてから久しい。仮に現在の首都圏で大地震が起きたとしたら、特許出願だけで年間34万件を受け付けている特許庁の業務に与える影響も小さくないものと思われる。また、出願人、代理人にとっても、不測の事態に備えたそれなりの準備が必要なのではあるまいか。 我が国は今から90年ほど前の大正12年に関東大震災を経験した。そのときの様子から何か学べるものはないのだろうか。本稿では、限られた情報ではあるが、関東大震災直後の特許局の対応などをもとに、現代の我々が学ぶべきことを考察してみたい。 |
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