「知財管理」誌
Vol.71 記事詳細
| 掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 71巻(2021年) / 10号 / 1328頁 |
| 論文区分 | 論説 |
| 論文名 | 新型コロナウイルス感染症拡大を契機にした 企業知財部門における課題と対応 |
| 著者 | 情報システム委員会 第3小委員会 |
| 抄録 | 2020年、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のために多数の企業において急遽テレワークが導入された。従来型の対面での業務が制限されることから、各企業の知財部門においても程度の差はあれ、多くの課題が生じたと考えられた。しかし知財分野においてのテレワーク導入事例については情報が少なく、また知財特有の課題について参考にできるような事例にたどり着くことは困難である。それぞれの課題について暫定的に対応しているものの、新型コロナウイルス感染症終息後もテレワークを継続することを想定し、恒久的な運用を模索している企業が多いと推察される。 本小委員会では新型コロナウイルス感染症拡大を契機として企業知財部門にどのような課題が生じて、どのような対応をしているか、を日本知的財産協会情報システム委員会参加企業に対するアンケートにより把握・検証し、それをもとに知財活動に課題を抱える企業の一助となるような情報を提言するものである。 |
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