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第4回JIPA知的財産フォーラム関西

                   <貴方が創る筋書きのない知的財産交流会> 

JIPA知的財産フォーラム関西は、第1回の39社78名から毎年徐々に膨張して来ており、今回は63社116名が参加し益々盛況な会となりました。

 その理由として、(1)若手・中堅実務者が筋書きを設定することなく、自由闊達に語り合うことを基軸にしていること、(2)前半のグループディスカッションに交流懇親会をセットで組み込み、情報交換・意見交換・人材交流を同時に果たせる構成にしていること、(3)関西弁と大阪の屋台(たこ焼き・きつねうどん・・・)を採り入れ、会全体を和やかな雰囲気に造り上げていることなどが挙げられます。

 第一部の共通テーマのグループディスカッションには、104名が参加し、『知財の仕事を楽しくするためには』について、自己の思いを語り、参加者の考えを聴くことにより、若手・中堅実務者の将来の目標設計の一助になったように思われます。

 第二部は、116名が参加し、知財テーマ毎の14グループに編成し、コーディネーターの司会・進行の下、参加者が日頃抱いている課題や悩みを活発に議論されました。この熱のこもった議論は、2時間半の所定時間でしたが、あっという間に終了しました。その後、各グループの代表者が議論のポイントを発表し、会場との質疑応答を通して有意義な意見交換・情報交換がなされました。

 第三部の交流懇親会には、総勢138名が参加し、楽しい雰囲気の下で若手・中堅実務者による熱心な交流・懇親がなされました。この交流懇親会では、関西ならではの実行委員会による手造りの余興が行われ、会場一体となって盛り上がりました。

本会の終了後のアンケートでは、(1)仕事の課題解決のヒントが得られた、(2)共通の悩みが共有でき今後の励みとなった、(3)異業種の方とのディスカッションで日頃気づかない点を指摘された、(4)今後、相談や情報共有できる知人ができて良かった、(5)JIPAはいい組織である、今後も継続して欲しい、等々の好意的な意見が多くありました。その一方、(6)議論が多岐に渡り、1つのテーマで深い議論があってもよい、(7)1グループの人数が多く議論を尽くしにくい、(8)テーマが大きすぎて議論が発散し議論しにくかった、(9)特許事務所の人が増えればよい、等々の意見や運営上の改善を示唆する意見もありました。

 来年度は早いもので5周年を迎えます。5周年に相応しい構成となるよう実行委員会で企画を重ねますので、更に多くの若手・中堅実務者が参加し、それぞれの人材形成とネットワークの拡がりに期待します。

 最後に長時間の進行役を担って頂いたコーディネーターの皆様方、今回の企画・運営を担当しました実行委員会のメンバー各位、交流会を大いに盛り上げた余興役、その他の関係者に深く感謝いたします。


                      実行委員長 長谷川 治雄(副理事長)

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[Update 2013-11-27 ]