国際活動

“第11回三極ユーザ会議”及び“三極特許庁と三極ユーザの実務者会合”を開催

2009年6月17日(水)にJIPA東京事務所へ欧米のユーザ団体(米国AIPLA・IPO、欧州Business Europe)を招き、11回目の三極ユーザ会議を開催しました。この会議は、JIPAの提唱に基づいて、2003年以降、三極のユーザ団体が持ち回りで幹事をし、年2回開催しており、今年度はJIPAが幹事となっています。今回の会議は、昨今の経済状況を反映して欧米からの出席者は7名と少なく、初の試みとしてBusiness Europe関係者と電話会議を行いました。

今回の会議では、世界の特許制度の調和に向けユーザとして望ましい制度設計のためにどうすべきか議論を行い、”Common Citation Document”について検討し、ユーザの見解をまとめ、三極特許庁宛てに提出することとしました。また、ユーザフレンドリーな制度の実現に向けてPCT改革、PPHの活用、特許の質の向上、IP5に対応したユーザの連携等について検討を行いました。

また、翌18日(木)には、日本特許庁において日米欧の三極特許庁及び三極ユーザによる実務者会合が行われ、”Common Search Report Forms for Trilateral Offices”、” Substantive Issues on Common Application Format”、”PCT改革”、”Current situation of PPH”、”Update of quality initiatives in Trilateral Offices”等について意見交換を行い、より使いやすい知的財産制度の実現に向けた協議を行いました。

なお、次回の三極ユーザ会議は11月11日(水)に東京で開催されます。
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