国際活動

ミャンマー知財戦略調査団の来局

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2013年5月27日、ミャンマーより、知財戦略調査団が来局され、アジア戦略PJメンバーとの間で意見交換会を実施した。本会合の前日には、安倍首相が、日本首相として36年ぶりにミャンマーを訪れ、官民一体の協力と多額の支援を表明したばかりで、また来月都内ではPJメンバーが参加するミャンマー知財制度に対する対策会議が予定される等、アジア最後のフロンティアににわかに注目が集まっている。

本意見交換会では、最初に久慈JIPA専務理事とThwe団長より挨拶が交わされ、その後、西尾JIPA事務局長より協会の歴史、組織、活動等の紹介を行った。

また、ミャンマー側からは、「経済交流には知財が重要であることを認識しており、現在WIPO、JPOの協力の下、官民一体で知財制度の制定、特許庁の設立を進めている」「知財専門家が少なく、人材開発が急務であり、国民に対する啓蒙活動も必要となっている」との説明があり、その上で「JIPAの活動は参考になる」旨のコメントがあった。またミャンマー商工会議所のLwin 氏よりは、「知財教育の為に、ミャンマーに講師を派遣して欲しい」旨の要望があった。

協会では、本年度よりASEAN各国との連携強化の為、ワーキングチームを立ち上げたこともあり、ミャンマーについても、適時、企業活動に必要な情報を収集し、スローガン「世界から期待され、世界をリードする」に則った活動を実施する所存です。

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