国際活動

EPO関係者との意見交換会を開催

 2018/3/1、三極特許庁長官・ユーザ会合の開催に先だち、EPOとJIPAとの意見交換会を開催しました。EPOからはBattistelli長官、Lutz副長官、Frohlinger首席ダイレクター他5名が、 JIPAからは近藤理事長、宮下国際政策PJリーダー、吉岡国際第2委員長、他3名が参加しました。
 同会合においては、まずEPOから最近の施策のひとつとして、EPC地域外へのEPC特許のValidationの拡大(アジアではカンボジアが対象)についての紹介があり、今後もWorldwideで拡大を検討する 可能性が示唆されました。JIPAからは近年のEPOにおける審査迅速化の取組に感謝する一方、出願人側の十分な反論機会の確保や審査の質確保について要望や意見交換を行いました。更には欧州に おいても昨今話題となっている標準必須特許のEssentiality判断についても意見交換を行いました。
 JIPAは、ほぼ毎年EPO幹部とのこのような直接対話の機会を設定しており、その有意義性を認め、今後もこのような意見交換会を継続していくことを約束しました。
  • 会合参加者(中央:近藤理事長、Battistelli長官)
Copyright (C) Japan Intellectual Property Association All Rights Reserved.