国際活動

知的財産研究所主催日中共同研究・意見交換会への参加・講演

 2021年10月29日、国際第3委員会、意匠委員会、及びソフトウェア委員会は、オンラインで開催された知的財産権所主催日中共同研究 意見交換会に参加し、日本ユーザーの代表として講演(講演内容は、本頁下部の内容を参照)を行いました。

 本会合は、特許庁知的財産保護包括協力推進事業として、毎年実施されているもので、本年は新型コロナウイルスの影響でオンラインでの開催となり、日中の著名な学者の先生方に加え、日本産業界・制度ユーザーの代表として、JIPAと日本自動車工業会(JAMA)が参加しました。
 当日は、知的財産研究所小林徹常務理事の開会挨拶をうけ、日本自動車工業会から、「JAMA が期待する知財保護の在り方」と題する講演及び質疑応答が行われました。その後、JIPAから、「専利審査指南改正(21年8月公表版)および中国知財実務に対する要望」と題して、三委員会が講演を行いました。

 本会合に参加されている先生方は、中国の専利法改正について中国国内で積極的に意見発信をされておられる方が多く、その様な先生方に、日本産業界の立場を説明し、直接のコミュニケーションをとることができた貴重な機会でした。今後も、JIPA会員企業にとって利便性の高い制度の実現に向けて活動を進めていきます。

■JIPA講演
「専利審査指南改正(21年8月公表版)および中国知財実務に対する要望-意匠・ソフトウェア・特許を中心にー」

  • パート1/意匠委員会(発表者:平林委員長(セイコーエプソン)、相原副委員長(キヤノン))
    「専利審査指南改正草案(意匠部分)に関する日本知的財産協会の意見について」
  • パート2/ソフトウェア委員会(横山委員長(日立製作所))
    「中国ソフトウェア特許出願の登録率および審査指南の改正について」
  • パート3/国際第3委員会(谷本小委員長(キオクシア))
    「特許付与後における特許請求の範囲の自発的な補正について」
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