国際活動

AIPLA(米国知的財産権法協会)との定期意見交換

 2022/9/8、オンラインで、AIPLA (American Intellectual Patent Law Association)のIP Practice in Japan Committee(以下、日本委員会)との情報・意見交換会を開催されました。 日本委員会は毎年4月頃に来日し、JIPAと継続的に情報・ 意見交換を行っているところ、ここ数年はコロナの影響でオンラインの開催形式となっております。
 AIPLAより理事長ほか、日本委員会のメンバーが参加され、JIPAより、伊東理事長(豊田自動織機)、遠藤常務理事(本田技研工業)、上野専務理事、白水委員長(ギガフォトン)、国際第1委員会委員、事務局が参加し、総勢30弱名の会合となりました。

 冒頭、伊東理事長は、「2003年にJIPAが米国を訪問してから20年にわたる両機関の交流を振り返り、今の世界情勢からすると、ユーザー側の意見発信の重要性はますます高まるため、今後も両機関の対話が重要」とする挨拶がされ、続けて、遠藤理事より、コロナ禍での会員の状況、JIPAの2021年度の活動実績及び2022年度の活動状況について、白水委員長より、国際第1委員会の活動について説明がされました。会合では、AIPLA側より、「誘引侵害」、「特許クレーム解釈」、「標準必須特許」の各テーマについて発表があり、それぞれのテーマについての熱心な質疑応答やディスカッションが行われました。
 最後に、コロナ禍が続く状況下においてであっても定例の会議を実施できた意義は大きく、JIPA及びAIPLA双方にとって本会合が有益な交流のプラットフォームであることが再確認され、本年度会合を終了しました。

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