「知財管理」誌
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| 掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 76巻(2026年) / 1号 / 29頁 |
| 論文区分 | 論説 |
| 論文名 | KOAにおけるイノベーション・マネジメントシステム導入の試み─属人的活動から仕組み化への転換─ |
| 著者 | 坪木光男 |
| 抄録 | 日本は「失われた30年」と称される長期的な経済停滞を経験し、その要因の一つとして、十分なイノベーションが起こせなかったことが挙げられている。技術革新や新規事業創出が進まず、生産性や国際競争力の低下を招いたとも言われる。 その一方で、イノベーション・マネジメントの国際規格であるISO56000シリーズに属する認証規格「ISO56001」(以下“IMS”という)が2024年9月に発行された。 イノベーションは極めて属人的な活動だと見なされがちだが、IMSは、企業が継続的にイノベーションを生み出すための仕組みや文化を構築・運用するための枠組みを提供する規格であるため、IMSに関心を示す企業が増えてきている。 本稿では、電子部品専業メーカーであるKOAが、なぜIMSの考え方を導入しようとしたのかについて、筆者が新事業の開発と仕組み作りの一員として関与し、実際にIMSの考え方を取り入れてきた経験をもとに紹介する。 |
