「知財管理」誌
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| 掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 75巻(2025年) / 12号 / 1658頁 |
| 論文区分 | 論説 |
| 論文名 | 中国におけるソフトウェア関連発明の保護動向 |
| 著者 | 張 靖琳 |
| 抄録 | 中国のデジタル産業の成長に伴い、ソフトウェア関連発明の特許出願が増加傾向にあることが推測される。こうした状況を受け、2023年版専利審査指南の改正では、「コンピュータプログラム製品」が発明の主題として追加され、オンラインソフトウェアの保護が明確化された。本稿では、2023年版専利審査指南の改正内容を中心に、中国におけるソフトウェア関連発明の最新の保護動向を解説する。また、現地代理人へのアンケートに基づき、「コンピュータプログラム製品」の請求項の運用実態、発明該当性・進歩性に係る拒絶理由への応答といった実務への影響を分析する。さらに、今後の専利審査指南の改正動向を展望するとともに、明細書作成や拒絶理由応答、権利行使における日本企業の対応策を提言する。 |
