「知財管理」誌

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掲載巻(発行年) / 号 / 頁 74巻(2024年) / 4号 / 492頁
論文区分 論説
論文名 欧米特許分類CPC付与の現状把握に関する調査
著者 情報活用委員会 第4小委員会
抄録  2013年に欧米で運用が開始された欧米特許分類CPC(Cooperative Patent Classification)は、2015年に韓国、2016年に中国で導入されている。また、オーストラリア、ロシア、ブラジル等でもCPCの導入が始まっており、今後は外国特許を調べるために国際特許分類IPC(International Patent Classification)に加えてCPCを使用する機会が増えていくと思われる。そこで、本稿では、CPCの現状把握を行って有効な利用方法を考察することを目的に、欧米中韓のCPC付与率、CPC及びIPCの付与個数の分布の各調査を行った。調査の結果、中国ではCPC付与率が年々改善されているが、欧米韓に比べると著しく低いこと、CPC付与個数の多い特許出願の割合は中韓よりも欧米のほうが多い傾向にあることなどが分かった。
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