「知財管理」誌
「知財管理」誌 検索
| 掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 76巻(2026年) / 2号 / 167頁 |
| 論文区分 | 論説 |
| 論文名 | CRISPR-Cas9を巡る特許紛争の複雑化とゲノム編集成果物の社会実装(その1) |
| 著者 | 橋本一憲 |
| 抄録 | 代表的なゲノム編集技術であるCRISPR-Cas9は、その開発者に対して2020年にノーベル賞が授与されたが、米国では、長年に渡るアカデミア同士の発明日を巡る争いがいまだ継続し、この争いに新たに2つの企業が加わって、その終焉が見えていない。欧州では、これらキープレーヤーが成立させた特許に次々と異議申立てが行われ、多くの特許が消滅する事態にまで発展している。一方、日本では、全体として、比較的安定に特許が維持されている。本号(その1)では、このようなCRISPR-Cas9基本特許を巡る三者三様の現在の状況とその経緯を詳説する。さらに、次号(その2)では、特許侵害訴訟にまで発展した医療分野の実例を紹介するとともに、ゲノム編集成果物を社会実装するための対策について述べる。 |
