「知財管理」誌

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掲載巻(発行年) / 号 / 頁 76巻(2026年) / 1号 / 19頁
論文区分 論説
論文名 共同研究及びAI開発・利活用における個人情報保護法の実務上の論点
著者 秦野真衣
抄録  本稿は、共同研究及びAI開発・利活用における個人情報保護法の実務上の論点を、知的財産部門が直面しやすい場面に焦点を当てて整理する。まず、取得・利用・第三者提供を軸とする個人情報保護法の基本枠組みを概観するとともに、基本枠組みにおける同意取得の困難性への手当てとして、例外の適用可能性と、データ加工による対応を整理する。AI開発に関しては、それらに加え、学習済みモデルと統計情報の「個人との対応関係」の有無に着目した法的位置付け及び利用目的制限・第三者提供規制との関係、委託スキームの限界とベンダ自社利用の可否を検討する。生成AIの利用については、利用目的規制と第三者提供規制の観点から留意点を整理する。最後に、近時の法改正・ガイドライン改訂に向けた議論を踏まえ、共同研究及びAI開発・利活用における実務対応の今後の方向性を展望する。
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