「知財管理」誌
Vol.47 記事詳細
| 掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 47巻(1997年) / 3号 / 363頁 | 
| 論文区分 | 判例と実務シリーズ | 
| 論文名 | No.226 特許権侵害は認められないとして無罪とされた例(特許法違反被告事件) | 
| 著者 | 内田敏彦 | 
| 抄録 | 本判決は、椎茸栽培業者が椎茸種菌を原木に植菌する際に用いる「種駒つき蓋のパックケース」の特許発明を侵害した者に対する特許法違反被告事件の判決である。特許刑事法関係の判決は極めて少ないので特許権侵害罪の成立が否定された一事例として意義があることは勿論であるが、内容的にも、これまで特許民事法の関連でしか論じられていなかった公知技術除外説を刑事判決としてはじめて採用したものと位置づけ得るものであり、その意義は大きい。 | 

















