「知財管理」誌
Vol.47 記事詳細
| 掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 47巻(1997年) / 6号 / 777頁 | 
| 論文区分 | 論説 | 
| 論文名 | 職務発明に対する補償についての一考察 | 
| 著者 | 特許委員会第2小委員会 | 
| 抄録 | 我が国の過去の判決で示された職務発明に対する補償金額は、実務家から見ると通常社内で発明者に支払われている金額よりも高くなっているように思える。我々が6件の職務発明に関する判決を分析したところ補償金額の根拠について具体性に欠ける点が一部見受けられた。一方、特許法第35条4項の「使用者等が受けるべき利益」の解釈等については複数の判決で同じ見解が示されており、考え方が確立しているようである。また、過去の判決を参考に、補償規定の具体性・有効性、補償金の支払時期および補償の対象についても考察した。 | 

















