「知財管理」誌

Vol.49 記事詳細

掲載巻(発行年) / 号 / 頁 49巻(1999年) / 6号 / 795頁
論文区分 特集(マルチメディアと法的保護―新領域を中心に―)
論文名 インターネットと商標
著者 商標委員会第1小委員会
抄録 インターネットと商標の問題については、知財管理Vol.46、 No.11において報告したが、その後はホームページ上に表示された名称に重点を置いて引き続き検討中である。インターネットに関する表示は多種多様であり、商標に関する問題も、その表示毎に存在する。特に、ホームページ上に表示された名称は、商標との関係が最も深いことについては、知的財産に携わる者のみならず、インターネット・ユーザーにおいてもコンセンサスができつつある。WIPOにおいても、優先的な検討課題として取り上げられることになった。しかし、ホームページ上に表示された名称については、「商標といえるか」、「もし商標ならば、どのように権利保護を図っていくのか」等について、企業の商標担当者が実務に活用できる情報が、依然として少ないのが現状である。したがって、本稿においてはホームページ上に表示された名称について、商標出願・登録にあたって検討が必要な課題を明らかにし、その解決の糸口とするべく、できる限り多くの考え方を提示することを試みた。また、紛争解決についても、現状で可能な範囲で課題と考え方を提示している。一方、ドメインネームについては、WIPOにおいて、ドメインネームに関する紛争予防・紛争解決についての重要な取り組みが行われている。WIPOの最終的な提言には今しばらく時間がかかるが、概要は既に提示されているため、WIPOの取り組みについても紹介する。
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