「知財管理」誌

Vol.49 記事詳細

掲載巻(発行年) / 号 / 頁 49巻(1999年) / 7号 / 945頁
論文区分 資料
論文名 インターネット経由日本特許情報検索システムの性能の検討
著者 知的財産情報委員会第2小委員会
抄録 インターネットによる日本特許情報検索システムは、特許庁、各国商用システムが実用稼動に入って3年に達した。現在広く利用されている特許情報検索システムである財団法人日本特許情報機構のPATLIS靴箸楼曚覆蝓△い困譴離轡好謄爐盡〆方法として、自然語検索を基本としている。この検索方法は従来主に行われてきた分類、抄録を対象とするインデックス検索とは、様々な点で異なる。しかし、自然語検索の有効性、特徴、適性はあまり明確になっているとは言えない。また、各システムは、それぞれ異なる検索エンジンを採用していること、検索結果出力様式に特徴を持たせる等、実検索における各システムの特徴も、まだ明確になっていない。このような状況を鑑み、本資料では、技術動向調査に用いる典型的な検索例を各システムで実施してみた。その結果、いずれのシステムも略同等の検索性能を有し、検索用自然語を慎重に選択、拡大することによって再現率100%を実現することも可能であること等がわかった。しかしながら、漏れの少ない精度の高い検索(適合率、再現率を共に100%に近づける)の手法としては、一般的傾向である再現率、適合率の相反性は避けられない。なお、PATLIS靴2次検索(抄録ストリング検索)は、自然語検索に近いものであるが、前記各システムと比較すると検索精度は高くなるが、再現率を高くすることが難しい点、検索操作が煩雑、対象件数3000件以内という制限があること等の点で、差異があることがわかった。
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