「知財管理」誌

Vol.53 記事詳細

掲載巻(発行年) / 号 / 頁 53巻(2003年) / 9号 / 1451頁
論文区分 論説
論文名 これからの発明奨励制度
著者 知的財産管理第1委員会第2小委員会
抄録 現状の発明奨励制度が抱える問題点を調査し、その課題を明確にすることによって、国家、企業、発明者、知財部門等の観点から「これからの発明奨励制度」はどうあるべきかを検討した。各観点における発明奨励の施策を(1)発明の発想段階、(2)出願から登録まで(登録後)の段階、(3)事業化以降段階で検討し、発明奨励のマトリックスを作成した。結果として、「これからの発明奨励制度」は発明者へのインセンティブだけでなく、それを取巻く企業、知財部門等を含めた全体としての発明奨励を、業界や企業間でも発明奨励に対する考え方が異なるものの、各企業活動に必要な発明奨励制度を採用、見直して発明活動を活性化させていくことが必要である。
Copyright (C) Japan Intellectual Property Association All Rights Reserved.