「知財管理」誌
Vol.70 記事詳細
| 掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 70巻(2020年) / 12号 / 1706頁 |
| 論文区分 | 論説 |
| 論文名 | 製品の変化が争点となった裁判例分析 |
| 著者 | 特許第2 委員会 第1 小委員会 |
| 抄録 | 製品は、製造直後から経時変化により構成要素の何かしらが変化する場合がある。そして製品が変化するという不確定性に起因して、特許権の侵害・非侵害の判断が不明確になり得る。このため、企業としては、特許権の他社抑止力低下に伴う競合企業による模倣拡大や将来的に自らが被疑侵害者になるといった訴訟リスクを抱えた状態に置かれることになる。 製品が変化する点が争点に挙げられた裁判例を調査・抽出し、その争点を分析することで、前記した実務上の悩みの解決に資する提言を試みた。 |
