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変革リーダー育成研修開講!

2009年度知財変革リーダー育成研修T1コースが、10月22日(木)から24日(土)、葉山の湘南国際村センターで  合宿形式の第1ラウンドが開催されました。

 この研修は、「高い志を持ち、専門知識の上に広い教養を備え、実行力と人間的魅力を備えた、真のリーダーたる人材育成をしなければならない」との思いを込めて2004年度より実施しております。

 今年度は10名の受講者で実施されました。

 今後、第2ラウンドの中間報告会を11月25日(水)に予定されており、最終的には、来年3月を目処に「会社への提言書」をまとめてもらい、  3月中旬に発表会を行う予定で進めています。

講義スケジュール概略

<1日目>
11:00 オリエンテーション
14:30 講義『知財経営を目指して』宗定勇氏(京都大学)
16:30 グループ討議
17:30 1日目終了

<2日目>
9:00 講義と討議 『イノベーションと知財経営』 米山茂美氏(武蔵大学)
13:00 講義と討議 『知財変革の実戦』 横山勝氏(パナソニック電工)
15:15 第2ラウンドへの個人課題設定
17:30 2日目終了

<最終日>
9:00 講義と討議 『リーダーシップとコミュニケーション』徳岡晃一郎氏(フライシュマン・ヒラード・ジャパン)
13:15 講義 『知財変革リーダーへの期待』 百瀬隆氏(JIPA常務理事、ダイセル化学工業)
14:25 第2ラウンドへの個人課題設定
16:00 終了

写真集

  • 写真1

    開講挨拶
  • 写真2

    講義風景
  • 写真3

    グループ討議
  • 写真4

    グループ発表の講評

知財変革リーダー育成研修とは

小泉政権下の「知的財産推進計画」から始まった「知的財産立国」実現に向けて動きの中で、日本知的財産協会では、 「高い志を持ち、専門的知識の上に広い教養を備え、実行力と人間的魅力を備えた、真のリーダーたる人材の育成をしなければならない。」 との思いを込めて、本研修を2004年度より開始いたしました。

これからの知財トップは、世界や日本の政治経済の動向を見据えながら、日本の知財政策に積極的に提言を行い、自己の属する企業の経営に係ると共に研究開発、新規事業開発等事業活動のさまざまな面に強く関与することが求められていきます。

この研修の大きな特徴として、互学互学を基本とし、第1ラウンドの最後に各研修生は、自社で新たに実行する改革プランを作成いただきます。

上司と意見を異にすることになるかもしれませんが、第2ラウンドでそのプランにチャレンジして頂き、最後の第3ラウンドでは、自己の経験を総括して頂きます。

本年度は「三位一体の知財活動を実現し、事業を成功へ導くためにどのような変革を行うべきか」を主要テーマとして取り上げ、知財変革ビジョンを提言していただこうと考えております。本研修における議論を通して、三位一体の知財活動に関する認識が深まり、将来の事業発展のために知財部門が何をすべきかについて提言力が身につくものと期待しております。

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