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ＪＩＰＡ知的財産フォーラム関西の開催
今年度のJIPAの基本方針には、「地方活動の活性化」が掲げられております。その一環として、今年度も関西において「ＪＩＰＡ知的財産フォーラム関西」を開催することに決定し、実行委員会のメンバーにより議論を重ね、11月29日にＡＮＡクラウンプラザホテル大阪において実現した次第であります。
本会は、渡辺常務理事の総合司会の下、河本理事長に開会の辞を述べて頂き、その後、グループディスカッションを開始しました。
フォーラム開会挨拶
会場風景 その１
グループディスカッションには、関西の正会員96名･賛助会員７名、総勢10３名が参加しました。特許実務、グローバル、商標実務、人材育成、知財情報、知財中小、パートナーシップのジャンルの１１テーマについて、１２グループを編成し、予め指名させて頂いたコーディネーターの司会・進行の下で活発な議論が進められました。
それぞれのグループでは、コーディネーターや参加者が持ち寄った知財実務の課題、疑問、悩みなどについて熱のこもった議論がなされました。参加者は真剣なまなざしで発言者の意見・提言を聴き入る局面も多くありました。
発表会では、各グループの代表者より、ディスカッションのポイントが披露され、それに対し会場から質問が寄せられ、その質疑応答を通して有意義な意見交換・情報交換がなされました。
第一部の締めとして、内藤実行委員長により全体感想と閉会挨拶がなされ、それをもってお開きとなりました。
会場風景 その２
内藤実行委員長挨拶
第二部として、会員（実務者）の人材交流を目的として、交流懇親会を開催しました。総勢１１2名が参加し、中山専務理事による挨拶と乾杯のご発声により開始し、終始、友好な雰囲気の下で交流がなされました。
懇親会には、会員の参加意識を高めるため、前年度に引き続き、余興を組み込みました。余興�気蓮�JIPAグローバル対応英語勉強大会」、余興�兇蓮�JIPAジャンケン王決定戦」を試みました。何れも全員参加型でしたので会場は大いに盛り上がりました。
その後、竹中常務理事による閉会挨拶をもって、フォーラム関西の全工程を終了いたしました。
中山専務理事挨拶
余興�供．献礇鵐吋鸞膕�
本会の運営に関わる参加者のアンケートでは、その８９％が「構成はグループディスカッション主体」を支持し、１０％が「議論の時間をもう少し長くする」よう希望し、２０％が「開催地として京都、神戸、名古屋を希望する」との意見がありました。これら参加者の意見・提案は、次年度の実行委員会に申し送り事項として伝え、会員ニーズに見合った企画をして頂くように致します。
次年度も、元気な知財実務者が集まり、自由闊達に実務課題を議論し、有意義な意見交換・情報交換を行うため再会できることを楽しみにしております。
実行委員長 内藤 浩樹（副理事長）
プログラム
総合司会・・・渡辺一弘常務理事
�機コ�会挨拶（１３：３０〜）河本理事長
�供ゥ哀襦璽廛妊�スカッション（１３：３５〜１７：２０）
◇ディスカッション （１３：３５〜１６：１０）・グループ発表・質疑応答 （１６：２０〜１７：２０）
| ジャンル | キーワード | G.No. | コーディネータ | テーマ名称 | 人数 |
|---|---|---|---|---|---|
| 特許実務 | 明細書 | K1A | 黒田訓行氏 （大和ハウス） |
質の高い特許明細書とは何か | ７名 |
| K1B | 長谷川治雄氏 （日本合成化学） |
７名 | |||
| 権利化 | K2 | 永野大介氏 （パナソニック） |
強い特許を獲得するためのポイントは何か | ９名 | |
| グローバル | 外国出願 | K3 | 野村啓輔氏 （大塚製薬） |
中国を含む外国特許出願をうまく進める秘訣は何か | ７名 |
| リスク管理 | K4 | 下垣裕一氏 （TOA） |
知財リスクマネジメントのポイントは何か（契約、情報、模倣の観点から） | ８名 | |
| 商標実務 | ブランド管理 | K5 | 下須賀涼氏 （中国電力） |
グローバル企業を目指すためのグローバルブランド選定に商標部門はどのように関わるか | 10名 |
| 人材育成 | 知財部員 | K6 | 有末英也氏 （三菱製紙） |
目標とする知的財産部員のあるべき姿とは | ８名 |
| 技術者 | K7 | 鈴木大也氏 （川崎重工業） |
技術者の知財マインドを向上させるには | ９名 | |
| 部門連携 | K8 | 大森明子氏 （紀伊産業） |
知財と技術を繋ぐ仕組みはどうあるべきか | 10名 | |
| 知財情報 | 情報活用 | K9 | 伊東秀記氏 （日本触媒） |
知財情報を技術開発戦略に活かすには | 11名 |
| 知財中小 | マルチ連携 | K10 | 塩川信明氏 （ニッタ） |
少数知財部門が広範囲の仕事を如何に乗り切るか | ９名 |
| パートナーシップ | 連携深化 | K11 | 井上二三夫氏 （シスメックス） |
企業実務者と国内特許事務所所員とのパートナーシップ | ８名 |
内藤副理事長（実行委員長）
�検ジ鯲�懇親会 （１７：４５〜１９：３０）
司 会・・・石原元副理事長
挨拶乾杯・・・中山専務理事
余興 �機ΑΑ�西業種担当理事
余興 �供ΑΑΦ禿超伴鐫甘�理事
閉会挨拶・・・竹中常務理事
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実行委員会メンバー（敬称略）
◇実行委員長 内藤副理事長
◇実行委員
2011年度関西役員： 宝池、渡辺、長谷川（治）、竹中、西、岡橋、青木
2010年度関西役員： 田中、竹内（重複者除く）
2009年度関西役員： 石原、関口（重複者除く）
◇事務局：関西事務所（岡崎、大家、小谷）、東京本部（土屋）
