研修リポート

【研修会】次代を切り拓く知財リーダー誕生へ T01研修がスタート!

2025年度「知財変革リーダー育成研修(T01コース)」が開講しました。
厳正な論文審査を経て選ばれた16名の受講生が、知財界を代表する多数の講師陣とともに、未来の知財リーダーを目指す半年間の学びに挑みます。

第1ラウンド:湘南国際村センターでの合宿研修
研修の幕開けは、神奈川県葉山町にある湘南国際村センターでの2泊3日の合宿からスタートしました。ここでは「経営に資する知財」を考える基盤づくりとして、戦略的視座と実践力を養う多彩なプログラムが実施されました。
合宿での学びを出発点に、半年間の研修は「提言書」の作成を通じて深化していきます。受講生は企業の枠を越え、議論と相互研鑽を重ねながら、自社の未来を動かす知財戦略を形にしていきます。
次代を切り拓く知財リーダーの誕生にご期待ください。

ご関心がありましたら、是非来年度の受講を検討下さい。

主な講義と講師の紹介

  • 仮説思考と戦略立案フレーム
     竹森 久美子 氏(ユキグニファクトリー 知的財産部 部長)

     受講生は、自らの課題設定に向けて戦略的思考法を学びました。
  • 受講生への期待
     上野 剛史 氏(日本知的財産協会 専務理事)

     未来のリーダーに求められる心構えについてメッセージが贈られました。
  • 長期的経営戦略と知財戦略
     長澤 健一 氏(元キヤノン 専務執行役員)

     経営と知財部門の役割を結びつける視点が語られました。
  • 国家戦略としての知財戦略
     澤井 智毅 氏(世界知的所有権機関(WIPO)日本事務所 所長)

     国際的な政策動向を踏まえた知財戦略の重要性が示されました。
  • SX時代の知財戦略
     戸田 裕二 氏(戸田知的財産コンサルティング事務所 所長)

     先端技術を活用した企業経営と知財活用の新たな姿を学びました。
  • IPランドスケープによる経営活動への貢献
     中村 栄 氏(旭化成 知財インテリジェンス室 シニアフェロー)

     データ活用型の知財戦略による経営支援の実践事例が紹介されました。
  • 企業活動に適合した知的財産戦略の策定と実践
     佐野 裕昭 氏(住友電気工業 知的財産部 理事⁄住友電工知財テクノセンター 顧問)

     演習を交えながら、実務に根差した戦略策定方法を議論しました。
  • 相手を「動かす」プレゼンテーション
     福田 賢司 氏(話し方研究所 代表取締役社長)

     説得力のある表現·伝え方を体得し、実践力を磨きました。
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