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2025年度 少数知財研究会(関西・東海)全体会合 報告書
開催日 | 2025年6月17日(火)13:30〜17:15 |
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場所 | JIPA関西事務所・zoom |
参加者 | リアル参加51名、オンライン参加24名、事務局1名 計74名 |
1. 会合の概要
本会合は、関西部会および東海・中国四国・九州地区協議会に所属する特定会員(※)を対象に、少数知財問題研究会・月例WG(関西・東海)への案内をもとに開催されました。年2回実施される全体会合のうち、6月は、前半に特別講演、後半にはグループディスカッションを行う構成となっており、講演内容及び参加者が関心を寄せるテーマについての意見交換・情報共有の場として活用されています。
なお、3月の全体会合は、関西・東海それぞれの月例WGを通じて積み重ねた議論の成果を発表する場として設けられ、関東の特定会員にもご聴講いただける機会となっております。
※特定会員とは、JIPA事務局にて「知財部員が10名以下」と認識している会員を指します。
2. プログラム内容
- 開会挨拶:下垣 常務理事
- 特別講演:
テーマ:「生成AIの知財業務での活用 〜実務への応用例を中心に〜」
講師:萬 秀憲 先生(よろず知財戦略コンサルティング 代表・医学博士) - グループディスカッション:
リアル参加者は9グループに、オンライン参加者は3グループにそれぞれ分かれて実施。
テーマは以下の通りです:- - 少数知財における知財戦略の在り方
- - 少数知財における人材育成
- - 経営へのアプローチ(CGC・IPランドスケープの提案等)
- - 権利化戦略
- - 業務改革・業務改善(AI活用 等)
3. 総括
特別講演では、萬先生より「生成AIの知財業務での活用」について、実務に直結する応用例を交えた大変有益なご講演をいただきました。資料内容も実践的で、参加者からも非常に好評でした。グループディスカッションでは、対面・オンラインともに活発な意見交換が行われました。特に「業務改革・業務改善(AI活用等)」をテーマにしたグループには、萬先生にもディスかションに入っていただき、専門的な助言をいただける貴重な機会となりました。
また、懇親会も和やかな雰囲気の中で実施され、「気軽に話せる場がありがたい」との声も寄せられました。
4. 今後の予定
少数知財問題研究会(関西WG・東海WG)は、月1回ハイブリッド形式で開催されており、関西(中国・四国・九州地区含む)および東海の会員を中心に、身近なテーマを決めて自由に議論しています。研究会の後は情報交換会(懇親会)も、開催しております。プレ参加も可能ですので、興味をお持ちの方は、ぜひ関西事務所の事務局までご連絡ください。次回の全体会合(成果発表会)は、2026年3月11日(水)を予定しております。
ご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました。今後とも、少数知財問題研究会へのご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
