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2026年2月13日 第4回関西化学部会を開催

2025年度関西化学部会第4回を2026年2月13日(金)に開催いたしました。
株式会社ファースト・イノベーテック代表取締役社長の川崎響子様を講師としてお迎えし、「技術棚卸の進め方と評価指標〜知財部門のための実践ノウハウ〜」についてご講演いただきました。
技術棚卸しとは、技術の本質的な機能、強み、制約を整理し、技術の可能性を言語化する取り組みであり、知財部門が技術を事業の言葉に翻訳する重要な役割を担います。知財部門が関与すべき理由として、(1)横断的視点で技術・事業・市場を見られる立場、(2)埋もれた技術の見える化による新用途展開可能性の拡大、(3)開発部門との適切な役割分担が挙げられました。
技術棚卸しの5ステップとして、収集・整理・再定義・評価・マップ化の流れを説明いただき、特に「再定義」段階における既存用途からの脱却と機能レベルでの抽象化の重要性を強調されました。評価軸については、用途展開性、独自性、経済効果の3軸で評価し、目的に応じた重み付けが必要であることを解説いただきました。
実践面では、技術の再定義による用途展開の成功例として、柔軟センサー技術の事例をご紹介いただきました。従来のロボット用途から「柔らかいものの微細な変化を高感度で検知する機能」として再定義することで、介護見守りやヘルスケア分野への展開が可能になったとのことでした。
ご参加いただいた会員企業のみなさまからは、「仮説検証がうまくいく会社といかない会社の違い」、「顧客課題の発見方法」、「事業部門からの知財部門参画要請の成功要因」など、実践的なご質問を多数いただきました。
講演会後に開催した懇親会では、川崎先生をはじめ当部会参加者34名の皆様が親睦を深める良い機会となりました。

<実施概要>

 2025年度 関西化学部会
 第4回開催日 2026年2月13日(金)15:00〜17:00 (懇親会:17:30〜20:00)
 開催形式  対面/Web(ハイブリッド)
 場所  TKP京都四条カンファレンスセンター カンファレンスルーム6G
 講演 技術棚卸の進め方と評価指標〜知財部門のための実践ノウハウ〜
 講師  株式会社ファースト・イノベーテック 代表取締役社長 川崎響子 様
 参加者 72名・51社(川崎講師、JIPA上野専務理事、当部会役員・幹事を含む)
       
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