「知財管理」誌

Vol.51 記事詳細

掲載巻(発行年) / 号 / 頁 51巻(2001年) / 8号 / 1257頁
論文区分 論説
論文名 バイオ・医療分野における方法発明についての一考察
著者 特許第2委員会第3小委員会
抄録 バイオ・医療の分野においては、遺伝子情報に関する発明やスクリーニング方法発明など、その権利保護のあり方やその権利の及ぶ範囲について実務面における運用・解釈が明確になっていないのが現状である。これは、有体物から派生した技術と言う従来型の「発明」の認識が現状に合わなくなっており、これからの「発明」に対する認識は、有体物に限らず情報から派生する技術或いは情報そのものと考えていくことが要求されている証拠であると言える。そこで、このような情報の価値を、どのような基準で判断するのが実社会において妥当であるかとの観点から、バイオ・医療分野における方法発明の権利付与及び権利行使の範囲について検討した。
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