「知財管理」誌

Vol.73 記事詳細

掲載巻(発行年) / 号 / 頁 73巻(2023年) / 2号 / 176頁
論文区分 論説
論文名 日本における特許異議申立と 無効審判の両方で争われた事例についての研究
著者 特許第2 委員会 第1 小委員会
抄録  現在の異議申立制度は、2003年に廃止された旧異議申立制度が復活する形で、全件書面審理や異議申立人への意見書提出機会の付与等のユーザーのニーズを踏まえ、異議申立人にとってより利用しやすい簡易かつ迅速な審理が可能な制度として2015年に創設された。一方、2021年度の特許第2委員会メンバーが所属する企業へのヒアリングでは、異議申立の取消決定率の低さや維持決定後の無効審判への影響の懸念から積極的に活用しない企業も少なからず存在しており、利用しやすい制度といえるかは意見が分かれた。そこで、異議申立と無効審判の両方で争われた事例や統計データを研究し、異議申立の有効活用についての提言や上記懸念の原因分析を行った。
Copyright (C) Japan Intellectual Property Association All Rights Reserved.