「知財管理」誌
Vol.73 記事詳細
| 掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 73巻(2023年) / 6号 / 703頁 | 
| 論文区分 | 論説 | 
| 論文名 | 現実空間と仮想空間・デジタル空間 における著作権法の働き方の比較 | 
| 著者 | 著作権委員会 | 
| 抄録 | 近時、メタバースやNFTといった新規技術の進展や、コロナ禍におけるリモートワークの普及に伴い、現実空間と仮想空間・デジタル空間の感覚的な境界が薄まりつつある。そのような中、著作権法の観点から現実空間と仮想空間・デジタル空間とを比較した場合、両者にはどのような違いがあるのだろうか。本稿では、感覚的には類似しているように思える「現実空間における著作物・実演の利用行為」と「仮想空間・デジタル空間における著作物・実演の利用行為」について、それらの利用行為に対する著作権法の働き方を比較・分析することを通して、仮想空間・デジタル空間に対する著作権法の適用に関して実務上注意すべきポイントや、今後の課題について考察を加えたものである。 | 

















