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“三極特許庁・ユーザ会合”、“第22回三極ユーザ会議”開催

2015年3月3日、横浜インターコンチネンタルホテルにおいて、三極特許庁(日本、アメリカ、欧州)と三極ユーザとの会合が開催されました。三極特許庁からは、長官・副長官が出席し、三極ユーザは、JIPA、AIPLA&IPO、Business Europeが参加して開催されました。JIPAからは竹本理事長、鈴木(崇)副理事長、奥村・上野元理事長、宮下国際政策PJリーダー、森田国際政策PJサブリーダーほかが参加しました。

今回の会合では、先ず三極特許庁から各庁の最近の活動状況等が紹介され、続いて五極ユーザから提出した制度調和の検討項目である3項目「発明の単一性」、「記載要件」、「先行技術」について検討状況の説明を受けると共に意見交換をしました。
JIPAからは、検討項目の「発明の単一性」、「記載要件」についてJIPAが調査・分析した三極の判断の違いを説明し、課題と今後の議論の進め方を提案しました。三極特許庁からはJIPAの調査・分析に感謝の意が表明され、今後は五大特許庁にて検討される予定。
また、グローバルドシエについての推進状況について説明を受けると共に意見交換をしました。

なお、次回“三極特許庁・ユーザ会合”は、来年春に米国での開催となります。

三極特許庁・ユーザ会合に先立ち、前日の3月2日に、三極ユーザのみの会議を開催しました。この会議では、制度調和の検討3項目についての議論の進め方、グローバルドシエの推進について検討すると共に、翌日の特許庁との会合の準備として各トピックに対する意見交換を行いました。

[Update 2015-03-25 ]