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グローバルドシエ・タスクフォース会合への参加

2015年1月21日午後、22日全日の1日半に渡って中国の蘇州において、第2回目のGlobal Dossier Task Force(GDTF)会合が開催されました。この会議は、日、米、欧、韓、中の五大特許庁、WIPO(世界知的所有権機構)、そして各国ユーザ団体(JIPA、AIPLA、IPO、Business Europe、KINPA、PPAC)が一堂に集まり、ユーザのニーズを反映させたグローバルドシエの将来構想について議論することを目的としています。

各国ユーザ団体は、GDTF会合に先立ち(21日午前)、各ユーザ団体から意見・要望を整理し、産業界全体の意見・要望としての取り纏めるための事前会議を行いました。JIPAからはXML形式での特許庁データの提供等の機能要件が提案されました。

GDTF会合では、五大特許庁から、第1回GDTF会合後の進捗及び今後の開発項目が紹介されたのを受け、ユーザ団体から、特許庁提案の開発項目に即して、XML形式でのデータ提供を含む5つの優先開発項目を提示しました。また、JIPAからは、解決し易い、法的制約がないといった視点に加え、ユーザのコストメリットも十分に考慮して、システム開発を進めていくべきといった強いメッセージが発信され、共有されました。

[Update 2015-01-29 ]