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2018年度JIPA定時社員総会開催報告

2018/5/25、ホテル椿山荘東京において、2018年度JIPA定時社員総会が開催されました。
近藤理事長による開会挨拶の後、2017年度業務・決算報告、2018年度の理事及び監事の改選、そして重点活動計画・予算案について審議し、全て承認されました。

「産業の発達に寄与する」という知財制度の基本目的に照らして、国内外の視点から今日的な知財課題を明確化し、その達成を目指していくJIPAの活動の重要性は近年ますます高まっているといえるでしょう。そのため、今年度も新たな視点を取り入れ、知財制度、知財政策の研究を通じて、民間の独立した立場から主要な知財課題に対する見解を表明していく活動をこれまで同様積極的に推進していくことを謳われています。

議事承認の後には、『大過剰 〜激変の世界経済を読み解く』と題して、独立行政法人経済産業研究所理事長 中島 厚志 氏による特別講演が行われました。

審議終了後の休憩時間には、第1回理事会を別室にて開催し、理事長(代表理事)、副理事長、専務理事(業務執行理事)、常務理事による新役員体制が確定され、特別講演後に、今年度新たに理事長に就任した浅見正弘氏(富士フイルム)により新役員体制が紹介されました。また、佐藤会長(神戸製鋼所)、今年度新たに就任した萩原副会長(凸版印刷)よりご挨拶を頂きました。
表彰の部では、研修功労者および一般功労者合わせて11名に対し、佐藤会長より感謝状と記念品が授与され、受賞者代表として井上二三夫氏(シスメックス)よりご挨拶を頂きました。

最後に、来賓としてご臨席頂いた特許庁・嶋野特許技監から、当協会の特許庁との協力活動に対する謝意とともに、データ利活用促進のための不競法等改正、「標準必須特許のライセンス交渉に関する手引」の公表、標準必須特許の紛争解決を探る模擬国際仲裁の実施、デザイン行政の推進など最新施策のご紹介を賜りました。

なお、懇親会では、御供副会長(ソニー)にご挨拶を頂き、協会会員間での懇親をあたためました。

添付ファイル

[Update 2018-06-01 ]