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“日本とドイツにおける特許訴訟”シンポジウム開催

2014年10月2日、ドイツ・ミュンヘンのドイツ特許庁において、“日本とドイツにおける特許訴訟”シンポジウムが開催されました。このシンポジウムは、日本知的財産協会、独日法律家協会、ドイツ特許商標庁、日本弁理士会及びAIPPIの共催で開催され、日本側からは設楽隆一知的財産高等裁判所長、飯村敏明前知的財産高等裁判所長、三村量一弁護士、片山英二弁護士、玉井克哉東京大学教授ほか、ドイツ側からはペーター・マイヤー・ベック連邦最高裁判所判事、クラウス・グラビンスキー連邦最高裁判所判事ほかが参加しました。日本知的財産協会からは上野剛史前理事長が参加・講演しました。

主な講演内容としては、日独の特許訴訟制度の概要、日独における方法クレームの権利行使、標準規格特許の権利行使、日独における最近の重要な裁判所の判決等について紹介がされ、モデレータからの質問、並びに会場からの質問を交えて活発な議論が行われました。

今回のシンポジウムには、300名を超える聴衆が参加して盛況に開催されました。次回は2年後に日本で開催する予定です。

[Update 2014-10-17 ]