M&A・アライアンスと知的財産掲載巻(発行年) / 号 / 頁63巻(2013年) / 4号 / 597頁論文区分特集論文名M&A・アライアンスと知的財産著者淵邊善彦抄録日本企業がM&A・アライアンスを行う上で知的財産の重要性は益々高まっており、ディール(M&A・アライアンス案件)の成否を左右する判断要素となるケースも増えている。今後、グローバル競争が進んでいく中で、知的財産を適切にマネジメントすることが、技術の流出を防ぐとともに、企業の競争力を向上するために必須であるといえる。M&A・アライアンスにおける知的財産のマネジメントは、経営陣がその重要性を認識し、法務部、知的財産部等の関連部署と弁護士、弁理士等の専門家が有機的に協働することによって達成できる。 本稿では、M&A・アライアンスの各プロセスに沿って知的財産のマネジメントにおける留意点を概観し、日本企業のこれからの課題について検討することとする。