| 掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 76巻(2026年) / 5号 / 624頁 |
|---|---|
| 論文区分 | 論説 |
| 論文名 | 企業が事業に標準化を適用するうえでの知的財産部門目線での留意点についての調査研究 |
| 著者 | ライセンス第1委員会 第2小委員会 |
| 抄録 | 標準化の歴史は古く,産業革命以来,製品やサービスの質を保証し,互換性を確保する手段として発展してきた。特に近年,日本企業の国際競争力の強化を図る上での標準化の重要性には注目が集まっている。経済産業省も標準化の推進のために,「日本型標準加速化モデル」等,様々な施策を通じて標準化の活用を促す方向にあり,これまであまり標準化に関与してこなかったであろう企業にとっても,標準化は身近になってきている。知的財産部門は技術動向や競合他社の動向を把握しているため,自社における事業,技術,製品の開発と密接な立場を活かして,自社の標準化活動を支援する上で重要な役割を有している。また,標準化活動に積極的に関与することで,将来の技術動向や関連する業界の他のプレイヤーの意向や動きも把握することができ,自社事業や研究開発戦略について適切な提言を行うことも期待される。本稿では,実際に自社事業に標準化を適用している企業,経済産業省および大学教授にヒアリング調査を行うことにより,企業が事業に標準化を適用するうえでの知的財産部門目線での留意点について整理・考察した。 |
