| 掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 76巻(2026年) / 7号 / 883頁 |
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| 論文区分 | 論説 |
| 論文名 | Squires長官体制下のPTAB-裁量的不開始の新潮流と企業実務への影響- |
| 著者 | 吉田 直樹/小林 千明 |
| 抄録 | 2025年以降,USPTOにおけるPTAB手続きは,Squires長官の就任を契機として,裁量的不開始の積極的な運用へ大きく舵を切っている。本稿では,2020年のFintiv要素導入から2025年の政策変更までの制度変遷を整理し,Stewart代理長官期に形成されたPTAB手続きの二段階構造と,Squires長官体制下における長官主導の審理開始判断の特徴を明らかにする。特に,(1)Settled Expectations,(2)過去判断との整合性,(3)審査誤りの有無,(4)クレーム解釈の整合性が制度運用の中心要素としてどのように機能しているかを分析する。また,裁量的不開始の増加により再び注目される再審査の実務的重要性を検討するとともに,特許権者および請求人が採るべき実務対応を提示する。さらに,PTAB・地裁・ITC・再審査を横断する戦略的判断の必要性についても論じる。 |
