「知財管理」誌
Vol.75 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 75巻(2025年) / 8号 / 1008頁 |
論文区分 | 論説 |
論文名 | 米国のパラメータ特許の新規性及び自明性に関する調査研究 |
著者 | 国際第1委員会 |
抄録 | 近年、慣用されていない特性値で特定されたパラメータ特許の出願が増加している。本調査研究では、引用文献に争点のパラメータに関する記載が存在せず、新規性又は自明性が争点となった事件のCAFC判決を調査し、争点となった理由や訴訟時の対応を分析した。その結果、内在性の観点で提出される追加データ又は専門家証言の内容が争点となる事件が多かった。被疑侵害者・請願人は、パラメータが引用文献に内在することを理由に新規性が無いことを主張したい場合、引用文献に記載の構成が対象特許のパラメータを必然的に満たすことの合理的な理由と、その理由を補足する追加データ又は専門家証言を提出すべきである。また特許権者は、この被疑侵害者・請願人の主張に対して、引用文献に記載の構成が対象特許のパラメータを満たす必然性が無いことの合理的な理由を検討し、その理由の妥当性を示す追加データ又は専門家証言を提出すべきである。 |
