「知財管理」誌
Vol.75 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 75巻(2025年) / 8号 / 1022頁 |
論文区分 | 論説 |
論文名 | インド特許規則改正による分割要件に関する審査への影響 |
著者 | 国際第4委員会 第2小委員会 |
抄録 | インドの経済成長と特許出願数の増加に伴い、特許ポートフォリオの充実が重要視されている。分割出願はポートフォリオ充実のための一手法だが、インドにおいては従来、明文化された規定はないものの、親出願のクレームに記載の発明でなければ分割出願は認められないという審査運用がなされていた。しかし2023年のデリー高裁判決において、親出願の明細書に記載された発明に基づく分割出願が認められた。さらに、2024年の改正特許規則で明細書に基づいて自発的分割出願のできることが明確化された。一方、これまでの分割出願の審査運用のように、インドの特許実務においては特許法や特許規則からは明確に読み取れない規制が存在する場合があり、実際の特許実務として分割出願にどの程度の自由度が増えたのかについては未知の部分もある。本稿では、改正特許規則の下でのインド分割出願の実務の実態について調査したので、その結果を報告する。 |
