「知財管理」誌
Vol.75 記事詳細
掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 75巻(2025年) / 8号 / 1086頁 |
論文区分 | 海外注目判決(No. 107) |
論文名 | (No. 107) [中国]侵害訴訟における専利権評価報告書の役割 |
著者 | 郭 成昇/陳 潔(訳) |
抄録 | 中国の知的財産権侵害訴訟において、実用新案権・意匠権に基づく侵害訴訟の事件数は、発明特許権に基づく事件数より遥かに多く、専利権侵害訴訟全事件数の85%を占めている。実用新案権及び意匠権は実体審査を受けずに登録になるため、これらの権利の安定性にはある程度の不確実さがある。このような背景から、専利権評価報告書の重要性が高まっている。また、近年の専利法、実施細則及び審査指南の改訂により、信義誠実の原則が導入された。本稿の事案では、侵害訴訟における専利権評価報告書の役割、専利権評価報告書が否定的な結論となった場合の裁判所の考え方や姿勢が示されている。これらの事案を切り口に、侵害訴訟における専利権評価報告書の具体的な役割を詳細に考察する。 |
