| 掲載巻(発行年) / 号 / 頁 | 71巻(2021年) / 4号 / 466頁 |
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| 論文区分 | 特集 |
| 論文名 | デジタルヘルスの技術開発・政策動向と 知的財産戦略の論点 |
| 著者 | 國光健一/大島裕史/ 福田 彩 |
| 抄録 | 米国,そして最近急成長をしている中国を筆頭に,予防分野を中心としてデジタルヘルス技術の開発が活発化している。また日本における厚労省データヘルス戦略に代表されるようなデジタルヘルスの発展を支援するための政策も各国で打ち出されていることから,今後関連技術の開発は継続的に進展していくものと考えられる。しかしながら,従来の医療・製薬分野とは異なり,デジタルヘルス領域では技術の性質が異なること,またIT企業を中心とした異業種プレイヤーの参入が進んでいることから,知財上の留意点も大きく変化する。例えば必要となる特許の数が増加する点や,競合排除のための独占排他に限らずクロスライセンスなどの選択肢も視野に入れた特許活用を検討する必要があることなどが挙げられる。デジタルヘルスに携わる企業の知的財産は上記のような点を留意したうえで,従来とは異なる新たな知的財産戦略の構築と,体制構築を進める必要があるものと考えられる。 |
