中国の知的財産権税関保護制度の趣旨と実態掲載巻(発行年) / 号 / 頁63巻(2013年) / 6号 / 819頁論文区分特集論文名中国の知的財産権税関保護制度の趣旨と実態著者于 春生抄録中国製模倣品が世界市場に流出拡大する問題について、内外企業は模倣品製造元の中国で摘発を行う必要があるとの認識に立っていると思料する。中国の知的財産権税関保護制度は、中国からの輸出通関を止めることに注力している点で当該要望に応えることができると考えることができ、実際に中国の税関は職権により法的に大量の模倣品の輸出通関を止めてきた実績を挙げているのも事実である。本稿は、中国の知的財産権税関保護制度の趣旨と摘発実態、有効な利用方法について論じることとする。中国の模倣品問題で苦慮しておられる読者の方々にとって、対策検討の一助になれば幸いである。