IPO主催第8回WIPO Conversationへの参加・発言

 2023年9月20日~21日、オンライン形式にて、第8回WIPO Conversation(Intellectual Property (IP) and Frontier Technologies)が開催され、162か国を越える国から参加がありました。

 WIPO Conversationは、2019年以来、AI・データと知財など先端技術に関する課題とし て取り上げているところ、今回は生成AIと知財に焦点をあてて議論が行われました。
 JIPAは第2回から積極的に参加し意見発信を行っており、今回はデジタル政策プロジェクト新規技術検チーム村上サブリーダーが意見提出を行いました。

 村上氏は、生成AIの現状を踏まえて、①クリエーターの不安を和らげるためにも、ファ クトに基づいた冷静な議論とその結果の適切な周知を行うことが必要である、②AIは変化の激しい領域であることから、ハードローによる規制を行うよりも、ソフトローやアーキ テクチャによる対応を中心に、保護と利用のバランスを図ることが適切、③クリエーター の権利は尊重しつつも、営業秘密等、企業が守るべき価値の適切な保護も同時に図られる べき、④人の創作的な貢献がないAIによる発明や意匠・著作物の創作に関し、権利を付与 すべきかという点については、AI技術の進化とAIを活用する産業の発達を考慮しつつ、現 在の状況においては、法制度ごとに慎重に検討すべきという観点から意見発信をしました。

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村上サブリーダー